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アニメ機動戦士ガンダム水星の魔女の感想

久方ぶり&23年最初の投稿はガンダムの最新作水星の魔女の感想です

23年1月9日時点で、1クール最終回後です

 

全体としての感想

正直、途中まではあんまりおもしろくないなぁと思っていました

学園モノとしてはそれっぽい描写が少ない

一部のキャラクターの描写が浅く、関係性もなんだか希薄

ところどころに面白いキャラクターはいるけれど、登場キャラが多すぎてよくわからなくなる(特にシャディク・ゼネリの取り巻きの女性などはキャラ被りしているのが多いような・・・)

ラスト2話あたりで急に戦闘状態に入る

 

12話構成の事情もあっていろいろと端折った結果だとは思うのですが、

全体的に中途半端でした

主人公のやりたいことリストは重要な要素だと思うので

余計だったのは決闘システムかもしれないです

要素を盛り込みすぎた気がします

 

最終話はけっこう意外性があって面白かったんですが、モビルスーツ戦ではこれまでの決闘戦の感じと変化がないように見えたのに、ミオリネを助けるシーンで母親の言葉だけであそこまで覚醒できるのか疑問でした

0話時点ですでにスレッタは本質的には・・・と考えればいいのかもしれないけれども

※公式HP見たら名前が別になってたのに気づきました・・・変名したのね

 

魅力的なあるキャラクター

物語としてはガタガタしてると感じているこのアニメなんですが魅力的なキャラクターがいます

スレッタの母親、プロスペラです

彼女が何を考えているのかわからない、というところは非常に面白いところです

いろんな推測ができるし、彼女の考えていることが物語に大きく影響する

会社設立前におけるミオリネに対して発破を掛けたところや、最終話でスレッタを恐慌状態から血の道をふませるあたりは、このキャラクターの魅力を存分に発揮しているシーンでしょう

そしてまだ彼女が何をしようとしているのか、はっきりとはしていないところもいいところです

公式ホームページに載っている主題歌に向けた小説も直接物語に影響しているかはわかりませんが、想像をふくらませるにはよい素材です

↓リンク

g-witch.net

これからどうなるのか

戦闘がメインのガンダムになっていくのか、はたまた会社メインのアニメになるのか、彼女らの関係性はどうなるのか、そもそも着地点がどこになるのかもわかりません

わからないけど気になる、というのが物語としては良いものだと思います

23年4月まで期待しながら待ちます